奥多摩渓谷駅伝2022
ただの駅伝にあらず。少なくとも自分の中では。
2020年に初出場、昨年は走れなかったので2年ぶり。この2年間奥多摩に向けて準備してきた。
好きな区間は?
2区です!
好きな距離は?
8.4kmです!(2区の距離)
好きな高低差は?
のぼり93m、くだり59mです!(2区の文字数)
好きな陸協は?
青梅陸協です!(とにかく強い!姿勢も語調も!)
この2年至る所で発信してきた。
竿円陣ズとしては全6区間44.6km2時間40分切りが目標(まっさん監督裏目標35分切り)。
SS氏のモザイク失敗。しかし仕方ない。
個人的には2区28分10秒切りが目標(まっさん監督裏目標28分ジャスト)。
ちなみにおととしのワタシの2区は29分06秒(3:28/km)。
大丈夫。やるべきことはやってきた。今シーズンは体重と体脂肪をはかっていないが身体がわかっている。好調だと。
出すもの出して悠然とストレッチして流しも入れて準備万端。
左の青梅陸協のお姉さんが強烈だった。とにかく声を荒げてランナーを誘導していた。後述。
1区のスピードスターHighくんから襷を受け取る。
最初はくだりの勢いを借りて突っ込んだ。普段のレースはビビって突っ込まないタイプだが今日はやる!という自分への気合い入れ、ここにかける意思表示だ。
3kmで息があがる。キツい。残り5km粘れるか。
たまにあるくだりで回復。基本のぼりなのでくだりがホントに助かる。癒し系。
差し込み到来。いつものやつ。だがのぼりで差し込むと回復しづらい気がする。1km以上お腹いたい。
ラストはもう踏ん張るしかないと知っている。気合い。想いで粘る。とにかく粘る。結構メンバーの顔浮かんだ。意外笑。
残り8kmのアラート時点で27分。
残り400mを1分…??現実的ではい。
が一昨年もそうだったがこの2区オフィシャル8.4kmだがGPSだと100mくらい短い。
今年もそうであってほしいと信じてスパート。
監督の期待には応えられなかったけど最低目標の28分10秒。
腕に書いた通りのタイムだった。
むしろそれ通りやりすぎて監督の期待まではいかなかった。
走り終えてみれば手応えありの結果。引き続き鍛練すれば次回28分は切れるだろう。自分の可能性に期待できることが大切だ。ありがとうございます。
えーと、そのあとは割愛笑。
でもドラマチックだった。とても。
結果的にチームとしても2時間38分02秒と悲願の40分切り!次のステージに向かえそうだ。
40分切りの立役者として打ち上げ会場であるスーパー銭湯で神のように崇められることを期待したが、この日は別に主役がいた。
ちみザール。
完全にもっていかれた。唯一まっさんの高い設定ノルマをクリアした男である。
要望25:30→結果25:10
いや良いんだ。
全員が自分が主役だ!自分がやるんだ!と思っていれば必然的に好タイムが出て結果的に最高のチームになる。
ただこの人は危ない。
自分が快走(→ここ1番大事)かつお酒が入るととにかく自分以外に攻撃的になる。
あることないこと尾ひれ背びれもとい羽を生やして話を盛る。盛るというより嘘をいう。ここには書けない。快走時の飲酒したちみさんと話すとき、誰々があー言ってた!アイツはあーに違いない!はほぼ捏造なので皆様、話一割で聞くようにお願いします。ホント危険です。
それでも人が集まる男。それがちみザール(集まってるのか?)。
右の人がクサイと鼻をつまみながら言っている左の人がちみさん。走ってるときに喋る声もうるさいが酔うと声量ボリュームが壊れてさらにうるさい。五月蝿い。電車でとても迷惑だった。
まぁでもそんな帰路も含めて最高の1日だった。
最後に。来年はあなたを奥多摩路へ誘(いざな)いたい。
ということで
〜奥多摩駅伝の魅力〜
①ガチ運営
青梅陸協は覚悟が違う。2020もコロナ関係なく実施。その姿勢は参加者にも容赦ない。ゼッケンチェックも厳しいしランナー陣地出入口も徹底管理。出入口から入らないランナーに対して係のおじ様や前述のおば様(お姉さん)が声をあげる。「どこから入っとんじゃー!」「おい!無視するな!聞こえてるやろ!」こういうのって言われてる側は流しがちだし言ってる側もそこまで強く言ってないことが多いけど、係員の迫力に負けて謝ってる参加者も多かった(当たり前だけどルール守れば問題ないです)。中継地点も出走前ランナーで混雑してるんだけど「数百メートル手前でゼッケンコールするからそれまでロードに出るな!邪魔!」「いちいち騒ぐな!コールが聞こえない!」もうね、本気なんだな。最高。
②ガチコース
まさに奥多摩路。アップダウン最高。景色を楽しんでる余裕なんてないけど、気持ちの良い広い国道をガッツリ走ることができます。いわゆる峠走。応援はチラホラだけど。駅伝は箱根や奥多摩のように峠に限る。偏見。
③ガチランナー
コモディ、警視庁はじめ社会人ランナーでもトップの方々(というかこの2チームはニューイヤ駅伝レベル)を筆頭にレベル高め。我々もそこそこ速い市民ランナーと思っていたけど→自惚れ。一般の部で26位。上には上がいて刺激をもらえる。まぁ2区はひとりも抜かれなかったけどな→速い人はすでに前にいただけ。中大はじめ現役学生ランナーも多く出走でピリッとした雰囲気が高揚感を誘います。
④仲間
竿!駅伝は即席メンバーで出ることも楽しいけど、創立3年目となった竿にはある程度?一体感のようなものも出来上がり、各々がこの12月1週目に標準を合わせていく(ですよね?俺だけ?)。その辺のやりとり含めて楽しい。当日のLINEなんて30分目を離したら80件たまってる勢い。現在地とかエールとか誰がどの電車乗るとか良いお尻のランナーがいたとか間違えて奥さんに中継地点の動画送っちゃったとか。実況中継感に一喜一憂。出るならラン仲間と、がオススメです!荷物の移動やタイムマネジメントはまっさんに聞くことが1番良い。改めてまっさん、なおとさんサポートありがとうございました!
⑤打ち上げ
スタートゴール地点である東青梅駅からひと駅の河辺駅にスーパー銭湯あり。入場料と生ビールが安い。でもって宴会場広い。ランナーもチラホラいるのだけど混み過ぎない感じ。ついつい5時間くらい滞在してしまう。我々はすごくうるさかったと思う。特にちみザールさんが。でも来年複数チームで出たらさらに盛り上がるな。打ち上げたい。
竿の結果はそこそこにと、個人目線のレポで失礼しました。
12月1週目は同じタイミングで湘南、松江城、那覇、防府、福岡国際があるので参加しづらいランナーもいると思いますが、少しでも奥多摩に興味を持って頂き来年また一緒に盛り上がれるランナーが増えたら嬉しいです!
ブラボー奥多摩!